進研学習会ブログ

おやじから一言 2017 11月号

2017.11.19

伊藤です。 「おやじから一言」は模試の度に中3生に発信しているメッセージ&独り言です

さあ、待ったなしで決めなければならんぞ。言うまでもない、私立受験校だ。親が「○○高校を受けたら」とか「私と一緒に△△高校を受けようよ」と言っているから受験するのであれば慎重になるべきだ。本当にその高校が自分の受験校で良いのかをしっかりと考えてくれ。我々がアドバイスできることであればぜひ頼ってくれ。自分自身、きちんと納得したうえで受験校を決めよう。受験校選択の責任は自分にあるんだからね。
親として悲しいのは子が高校でうまくいかなくなったときに「だってお母さんが○○高校受けろって言ったから、受けたんじゃん…」などと、言われた時だ。そう言わないためにも自分で受験校を選ばなければならんぞ。ほとんどの連中は公立第一志望だと思うが、その高校がダメだった時に通うのは自分自身だ。きちんと考えましょう!
もちろん公立だってキミ自身が通うことになるのだから、自分で決めた方が良いと思うのだが、そこには「お金」の問題がどうしても出てくる。兄弟の数、ジジばばからの援助の有無、部活にからむ支出、親の収入、高校卒業後のプラン…。お金の問題は避けられないのだ。家庭ごとに収入の差があるのは当然だ。公立は家族みんなで考えるようにしよう。そしてどの高校を受けるにしても全力で挑んでいこう! オーッ! ところでせっかくだから「お金の話」をもうちょっとしよう。キミらは親御さんから「公立に行ってよ、安いんだから」「私立は高いんだから…」というような言葉を聞いたことがあるだろう。んだば、どれくらいの違いがあるかをざっくりとだが話そう。
私立と公立の3年間にかかる費用の差は相当だ。これから出てくる数字は平均的な収入のある家庭での話としてとらえてほしい。
平均的な家庭では就学支援金が国から3年間で約36万円が支給される。これは公立高校の授業料に相当する。つまり公立高校の授業料はタダなのだ。しかし、授業料以外にもいくらかかかる。そうだなー、おそらく3年間でかかる費用が制服代、教科書代、修学旅行費、部活動にかかる費用、交通費を除いて約4~7万円というところだろう。いやー安い!一方、私立高校は授業料、その他で約160~200万円。就学支援金を差し引いても約125~165万円。もちろん特待生で入学するのであれば、もっと少ない。 公立と比べると私立高校の設備面、教員の使命感、生徒との距離の近さは上だと思う。だから、ワシ個人としては私立の方が公立よりも上だと思っている。そんなに多くはないと思うが、キミらの親御さんでもし「公立でも、私立でも好きなところに行って良いよ。」と言ってくれているのなら、本当に感謝しなければならんぞ。昔と違い、今は大学進学希望者がとても多い。おそらく今、進研に通っている中3会員の8割程度は大学に行くのだと思う。んじゃあ、そこでかかる費用もちょっと教えよう。
私立大学文系は4年間で390万円位、理系(工業系)で560万円位、医療系(看護、理学療法等)だと750万円位かかるのだ(ちなみに専門学校だと2年または3年間で180~550万円,薬学科で1100万円位)。国公立大だと理・文ともに240万円位だな。これからの7年間の合計で最も費用が高くなるのが私立高校、私立大(医療系)で総額980万円位。逆に最も安くなるのが公立高校、国公立大で250万円位。実際にはこれに高校時に制服代、教科書代、修学旅行費、部活動にかかる費用、大学時には交通費や食事代がかかる。7年間でだいたいプラス100~200万円、もし大学生になって一人暮しとなるとアパート代として220~320万円がさらにプラスだ。 「ひえー、そんなー!」「アンビリーバボー!」という声が聞こえてきそうだ。それでも今は昔と比べると就学支援金という制度があるので安くなったと思うね。また、学生支援機構(旧育英会)からお金を借りやすくなったので、実際には上記の金額より負担が減りますな。と、言っても借金なので、社会人になったら返さなくてはならないけどね。 さあ、どうでしょう。みなさんにかかる費用はかなりだということが分かってもらえたでしょうか。これから自分はそのような負担をしてもらうんだな、という気持ちを忘れてほしくないね。その分ガッチリとお勉強に励んでほしいと思います! 
 さて、んだばそろそろ今回の模試の結果発表といこう。その前に前回10月模試の結果のおさらいだ。
●新みやぎ模試 10月度

 
全体 60 42 52 50 61 265
72 61 63 64 74 333
SS 57 59 56 57 56 58

そうそう、9月10月は調子よかったよね。数学なんて平均+19点だぜ。この10月模試の結果と3年間の内申点をもとにキミら一人ひとりと20~30分の二者面談をしたね。私立受験校はどこなのか?一般、推薦、特待入試、AO?? また、公立前期を受験するのかしないのか、受験するのならばどこなのか…などを話し合ったな。また11月模試の目標偏差値なども伝えたと思う。その結果をもとにまた二者面談を行い、その後に父母教育相談となる。成績(SS)が上がりっぱなしであればニコニコの面談で終わるのだが、なかなかそうなる者は少ない。
そんで今回はというと…。
●新みやぎ模試 11月度 

 
全体 59 42 53 54 62 270
71 63 70 68 75 347
SS 56 59 57 56 56 58

ぬぬぬー。まあ悪くないのだが…。数学がへいきん+21点はやるね~。
もうちょっと、欲しかったわな。英語がSS57は立派だが社・国が下がってしまった。社会は公民分野の割合が多くなってきた。公民が苦手な者がけっこう多いと思う。しかし。ここは時間をかければ対応できるところだ。頑張ってちょうだい。
今回、11月で自己ベストを出した者がけっこういたぞ。※前回10月は14人。エライゾ!ジャイアントコーンプレゼントだ!
 

名前(学校)  8月  9月 10月 11月
AAAAA 南光台 66 69 65 72
BBBBB 鶴谷 63 65 61 66
CCCCC 南光台 60 63 63 66
DDDDD 南光台東 60 64 62 65
EEEEE 南光台 61 61 61 65
FFFFFF 八乙女 61 62 61 64
GGGGG 八乙女 59 63 61 64
HHHHH 八乙女 53 58 59 60
IIIIIIIII   台原 51 60 56 61
JJJJJ 南光台東 54 59 57 60
KKKKK 台原 56 58 56 59
LLLLLL 台原 48 51 53 54
MMMM 台原 50 47 46 53
NNNNN 南光台 47 47 45 48

この時期に自己ベストのSSを出すとは本当にエライ!チュッ!
他にも今回、自己ベストタイの人が5人いました。大健闘です。
また、今回も県ベスト100位以内の者が5人も出ましたぞ。
受験者数は7028人

名前 中学校 得点 順位
OOOO 南光台 474点 8位
PPPP 西山 457点 51位
QQQQ八乙女 451点 77位
RRRR八乙女 449点 85位
SSSS台原 447点 99位

ところで偏差値50近辺の人たちにちょっと一言。SS(偏差値)50近辺、つまりウチ塾で言うとC1クラスあたりの者に多いのだが、何かの教科で上がると別の教科で下がってしまい、結局先月と同じくらいのSSになってしまう。それが毎回、別の教科だからタチが悪い。原因としては 知識が浅い、徹底されていない。つまり理科、社会等で知っているところはそれなりに解けるが定着が甘いところが出題されると当ったり、はずれたり…、というように問題によって20点以上得点が上下する者はまだまだ実力がついていないのだ。そういう人は得点が良い時のことを自分の実力と思いがちだが、それは違うぞ。もっと時間をかけて学習しなくてはならん。また、数学の計算ミスを毎回1問以上やってしまう、という人はきっとそのミスを「ちょっとしたミス」と思っているのだろう。そのような人は次の模試でまたやってしまったら、自分にペナルティを課しましょう。例えば、1問の計算ミスごとに腹筋50回あるいは腕立て40回。または旭ヶ丘駅までランニングをする、などなど。まあ、それは任せるとして、とにかく、計算は完璧に当てる。また知識系はしっかり定着させるべし。ペンで書いて覚えろよ。 弾該栽判所 この字を「だんがいさいばんしょ」と読んでいるのであればマズイゾ。弾劾裁判所だからね。
「ちょっとしたミス」いわゆるケアレスミスは1教科1問はやってしまうものだ。だから、5教科で5問以内であればOKだと思う。偏差値(SS)50近辺の人たちだったら、きっと5教科で10問くらいはしていると思うね。ここを減らさなければならんぞ。自分がどれくらいケアレスミスをしているかを模試の復習をしてチェックしよう。覚えられません、という人もあきらめずに続けよう。そうすれば徐々に覚えられる脳になっていくものだ。
今まで何回か書いているが、復習、反省なしに前進はない。 勉強もスポーツも同じだ。きちんと反省したうえで次に向かってやっていこう。模試は残すところあと2回。偏差値を下げるなよ。下がっていると非常に心臓に悪い。次は12月3日。
 

 

 

 

 

 

●新みやぎ模試 10月度


 
全体 60 42 52 50 61 265
72 61 63 64 74 333
SS 57 59 56 57 56 58


まあまあだな。5科では前回と同じSS(偏差値)58だな。数学県平均+19点は立派だね。理科は県平均が高かったから、塾平均が74点でもSS56にしかならなかったなー。工藤先生は「もっと難しい問題を出してくれー」と嘆いていました。

健康診断月間

2017.11.10

鈴木です。


11月は進研学習会職員の健康診断月間です。
私は病院の都合で11月の予約がいっぱいで12月実施となりました。


健康診断そのものは不健康生活を見直す良い機会となるので歓迎なのですが…

……
………胃カメラが嫌です!!!!!

相性があるのか、体質なのか、
かなり「ゲーゲー」なっちゃうんですよね。
胃カメラ経験者に話を聞いても「そこまで辛い?」と言う話ですし?

僅か5分程度の検査にもかかわらず、今から不安でいっぱいです(爆)

バリウムを飲む検査もあるのですが、やはり信頼度の面からも胃カメラによる検査を選んでしまうのですが…
あーあ、嫌だなぁ~


健康診断まで約一か月。
対策して診断を受けても真の結果とはいえないかもしれませんが、まだ時間がある以上、少しでも生活改善をして臨もうかと思います。
(まだ何もしていませんが)



中学生・高校生の定期テスト対策が始まりました。
11月は毎週末に何かしらの補講が行われています。
健康診断も定期テストも、直前に慌てて対策して結果を出してもそれ程の価値はありません。
でも、何もしないでよくない結果を出すよりは、何とかしようとする努力は必要です。
そして、その努力をきっかけに、継続的な努力へと発展していけば良いのだと思います。
(…と書きつつ、自分の生活を振り返ると刺さりますね汗)



中3の生徒との二者面談、保護者との教育相談、そして冬期講習へ。
11月から3月の入試が終わるまでは忙しい日々です。

我々は体調管理を、受験生は体調管理と学力管理を、他の皆さんは学習習慣の管理をしっかりとしてください。





はぁ、胃カメラ嫌だなぁ~




 

進学情報Can

2017.10.30

工藤です。

 

昨日10/29に進学情報Canが開催されました。

伊藤先生、鈴木先生、工藤の三人で運営お手伝いとして参加。

このような感じで各高校がブースで直接説明をしてくれます。

聞きたいことがしっかりきける貴重な機会です。

うちの塾からは約50人(中3生ほぼ全員!)が参加。

塾外で会うとまた新鮮な感覚ですね。

 

イベントブースでは毎年恒例の生徒さんによる高校紹介。

各私立高校の生徒さんが特色を発表してくれました。

生の声が聴ける上に質問もでき、最後に抽選会もある非常に魅力的なイベント。

今年は塾生が電子辞書をゲット(うらやましー

 

 

 

最後はじゃんけん大会をしてお開き。

みなさんいっぱい情報を得ることが出来ましたかね?

各高校の資料をおみやげに是非色々悩んでみてくださいね。

おやじから一言 2017 10月号

2017.10.17

伊藤です。 「おやじから一言」は模試の度に中3生に発信しているメッセージ&独り言です

いやー早いですね~。何がって?時間の話だ。一日、一日が早く感じないか?もうすぐ10月も終わるぞ。今年もあと2ヶ月ちょっとしかない。いやー、早いよ。年齢を重ねてくると時間が経つのが早い。君らだってそうじゃないか。小学生の時の1年間と今の1年間とでは時間の進み方が違うだろ。これがどんどん早くなるのよ。はー怖いわー。毎年、大みそかの「紅白歌合戦」「ガキの使いやあらへんで」を見る度に「本当に1年って早いよねー」と女房、父、母とうなずくのが恒例である。きっと君らの親も同じはずだ。
10月9・10・11日の3日間秋休み講習がありましたな。中3会員のほとんど全員が参加してくれた。数学の円周角は分かったかな? 相似、三平方とセットで出題されることが多い。基本的に脇役的な存在なのだがすごく大事である。テレビに出ている人で言うと… 大杉蓮(おおすぎれん)
とか、濱田岳(はまだがく)のような存在かね~。(auのCMに出ている金太郎)
 auのCMでの金太郎はどのような存在だ? けっこう重要だろ?数学界の濱田岳のような存在が「円周角」なのである!参ったか、バカ野郎ども!はーはー、息がきれるぜ。だから今回習ったことは忘れるんでねーぞ。
模試の話だ。前回はこんな感じだったな。
●新みやぎ模試 9月度

 
全体 59 53 57 50 58 277
69 70 73 65 75 353
SS 55 57 57 57 58 58

県平均+76点とは上出来である!現高校3年生、大学2年生の代もウチの塾生はなかなかの偏差値をたたき出していたが、それに迫るくらいの平均点である。450点以上も4人いた。SS45以下は6人だけ。全体的にはまずまずの結果だと思っている。個別に見ていけば、上がっていない者たちもいるので、本日16日から行われるあなたとの二者面談でしっかりと伝えていきましょう。
そんで緊張の今回の結果は、
●新みやぎ模試 10月度
 

 
全体 60 42 52 50 61 265
72 61 63 64 74 333
SS 57 59 56 57 56 58


まあまあだな。5科では前回と同じSS(偏差値)58だな。数学県平均+19点は立派だね。理科は県平均が高かったから、塾平均が74点でもSS56にしかならなかったなー。工藤先生は「もっと難しい問題を出してくれー」と嘆いていました。
今回の模試は7月から数えて4回目だ。夏休みの学習の成果が出てくるこの10月模試で自己ベストのSSをたたき出したのはこいつらだ、エライゾ!チュッ!
●今回自己ベストのSSをたたき出した者たち ※ここでは名前非公表

名前(学校) 7月 8月 9月 10月
AAAAAA 南光台 65 60 64 68
BBBBB 南光台東 59 59 61 64
CCCCC 南光台   61 60 63
DDDDD 南光台東   61 59 62
EEEEE 西山   56 61 62
FFFFFF 八乙女 56 57 60 61
GGGGG 南光台東   57 55 61
HHHHH 八乙女 53 58 59 60
IIIIIIIII   八乙女 54 57 57 60
JJJJJJ 西山 50 52 53 54
KKKKK 台原 47 50 50 53
LLLLLL 台原 51 48 51 53
MMMMM南光台 43 43 44 50
NNNNN 八乙女 39 42 43 44

まあ、3回しか受験しなかった者もいれているので14名にもなってしまったが、それでもたいしたもんだ。もちろんジャイアントコーンプレゼント!次回、1でも良いからさらにアップしてほしいね。次に今回県ベスト100に入った皆さんでーす!
受験者数は4580人。

名前 中学校 得点 順位
OOOO 八乙女 451点 15位
PPPP 西山 437点 43位
QQQQ八乙女 427点 80位
RRRR南光台 425点 100位

先月もランクインした者が3名いますな。PPPちゃんがガツンと入ってきましたな。OO、QQQ、RRRの安定感… ホッとしますな。
さて今回、残念ながら自己ワーストとなってしまった4名、また志望校判定がC、Dの者たちよ。公立高校の入試は内申と得点の相関で決まるので、今回の模試の結果だけで判断はできない。しかし、今回の結果を重く受け止めなければならない。何が足りないのか? 学習時間なのか、集中力なのか、計画性なのか、それともなんとかなるさ、という根拠のない自信なのか…。考えなければならんな。
次回は11月3日だ。とても大事な模試だぞ。その後、また二者面談、そんで君らの親に来てもらう教育相談。そして、各中学校で三者面談が行われる。そこで最終的に私立受験校が決定、公立前期受験を考えている者は決定。それがこれからの約50日間で決まるんだぞ。もたもたしてられんぞ。今やらねばいつやるのよ。必ず次の11月模試で結果を出してほしい。そのためにも模試の復習だ。土曜のサクセストライアルを受講している人はその復習もやってくれ。前にも言ったが、反省しない奴は前進しないからね。今回の模試の結果と解答の中身をきちんと見て分析せねばならんぞ。
  成績を上げるためにはどうすれば良いのか?そんなことは今まで耳にタコができるくらい聞いてきたはずだ。テストが終わったら復習する。予習は時間をかけてやる。学習時間を増やす。計画的にやる。わからないところは先生に質問する…。成績が上がらない人たちは、こんな当たり前のことを分かっていてもやらないのだ。結局、「欲」に負けてしまうのだ。メンドクサイ、と思うのだ。テレビを見たい、マンガを読みたい、スマホでゲームをしたい。そんな連中は勉強しない理由やできなかった時の言い訳は一生懸命に考える。中3の今の時期にやらない、しない、したくない、というのならばそれはそれで任せましょう。どうせ、言っても変わるワケがないしな。自分で自分を変えたい、と思わなければどうにもならん。ただ、言えることは、この入試という大イベントは自分を変えるチャンスであることは間違いない。このタイミングで勉強をする習慣をつけられないならば、高校ではおそらく無理だろう。今こそ「欲」に勝てる自分を作るチャンスだ。
成績が上がらない人たちの共通点を挙げよう。
・自分より下の人を気にする。成績、通信票のことだ。「○○ちゃんって、こないだの模試で数学22点らしいよ」
・計画してもやらない。計画したとしてもいつも最初から。「今日、数学の一次関数をやる予定だったけど、塾で思ったよりも多く宿題が出たから明日やろう。」「歴史を勉強するぞ。んじゃ縄文時代からね。」毎回、縄文から。
・復習しない 「1回やったし、先生が解説してくれたからわかったし…」
・わかるところしか勉強しない「今日も数学だけで終わってしまった…」
こんなことをしなければ、成績は上がるハズ。もちろん時間をしっかりとかけてやることが前提だ。
「1000枚のコピー用紙」
有名な話だ。(伊藤がちょいと中3用にアレンジした)
ここに1000枚のコピー用紙がある。これはキミ自身だ。
今日、やる気が出ないので1時間だけで、勉強終了。10枚捨てた。
宿題をやるのを忘れた。5枚捨てた。985枚になった。見た目に減った感じは全くない。授業中にとなりの人と少しだけ話した。1枚捨てた。授業が始まるときに机に教科書、ノートを準備していない。1枚捨てた。英単語の練習を毎日10分ずつやっていたが、今日サボってしまった。5枚捨てた。まあそれでも978枚だ。たいして減っていない。
しかし、毎日5枚ずつ100日捨てたとすると…。かなり減ってしまうことになる。今の自分の行動は、1枚の紙を捨てたことにならないか?そう考えてほしい。 なぜ、挨拶しないといけないのか?なぜ、うそをついてはいけないのか?なぜ、仲間はずれをしてはいけないのか?すべては、自分の可能性・社会性という白い紙を捨てることだからだ。 
 逆にいま苦しくとも努力をすると紙が1枚2枚と増えていく。相手の立場に立って考える。今日やれることは今日やる。机の上を整理した。1枚ずつ増える。今まで話したことがない人に勇気を出して話しかけてみる。友だちの努力を認める。1枚増える。毎日1枚や2枚の紙が増えても、だれも気づかない。でも、それを続けていけば、1500枚2000枚になる。 たった1枚、その1枚を大事にする人が将来、いろいろなことを考えられる人になれるのだろう。きっとなりたい職業に就き、夢をつかむのだろう。キミらにはそうなってほしい。

 

 

秋休み講習

2017.10.12

伊藤です。

今年も10月9~11日に期間に中学生を対象とした「秋休み講習」を行いました。

中1・2年生は1日だけの150分講習、英語と数学を行いました。先日、学校の先生から渡された「通信票」で「やべーなー」「ま・まずい!」というような

感想を持った者たちはそれなりに真面目に受講してくれたように思えますね。「次は数学を4にしような。そのためには‥」などと声をかけて励ましたりもしました。

「〇○、おまえ授業態度悪いくせに、5取ったのか!」「悪くないですって、真面目に受けてますから」「うそつけ-」などと笑いながら会話もしました。

まあ、通信票が渡されるこの時期は、なんか楽しいですな。

一方、中3生は笑っていられませんね。「まだ、次ありますよね、先生。」「まー実技は今回の評価がそのままつくだろうね。5教科は次の中間まで審査に入るよ。」

「前期受けたいんでちょっと足りないんですー」「どれどれ、んだば頑張れば5になりそうなやつを考えるべか‥」 

中3生の秋休み講習は9日(月)は3時間+通常授業3時間+α、10日(火)は2時間、11日(水)は3時間+α+補講。まずまずの内容だったと思います。

数学は主に二次関数、円周角。円周角では初めの20分くらいが説明で7,80分がひたすら演習。「習うより慣れろ攻撃」である。

こちらもひたすら、〇付けと解説。赤ペンのインクがおそらく5mmは減ったろうなー。

Cクラスの皆さんの9日(月)は英語4.5時間、数学1.5時間という英語ざんまいで、英語嫌いが集まっているこのクラスの生徒は、かなり疲れたと思いますね。

今、季節は秋。もう少しで山が赤や黄色みがかってきます。紅葉が楽しめるのは1ヶ月くらいのもんです。そして初雪が11月下旬に観測され、すぐに12月。

私立受験校、公立前期受験校が決まる時期ですね。 本当に早いものです。

しっかりと自分の将来を考えて、受験校を選んでほしいものです。 偏差値がこれしかないから、ここらへんの高校か‥、とはならないでほしいです。

秋です

2017.10.03

鈴木です。

今年は  “夏”  を体感することなく、気づけばもう秋です。
日中はまぁまぁの暖かさですが、朝晩はかなり気温が低くなってきています。

昨夜は久々に帰ってからTVを見つつ寝落ちしてしまい、今日の体調はイマイチです(爆)


さて、秋です。
「スポーツの秋」
「食欲の秋」
「読書の秋」
…など、何をするにしても過ごしやすい季節になりました。 ※朝晩は寒いけどね

進研会員の皆さんは勉強で忙しいかもしれませんが、せっかく1年で最も過ごしやすい季節(当社比)になったわけですから、何かやらなければもったいないですよね。


……と書いては見たものの、特に何かやりたいことがあるわけでもなく。。。

しかーし、塾の仕事は11月(年末)~3月(年度末)までが忙しいので、この10月に遊びなり何なりをやっておかなければいけないのである!!


(休みの日は家族サービスに費やすので、仕事終わりの夜の時間を有効に利用しようかなと考えています)


夜中にできることかぁ…

やはり夜のランニングとかかな?
→これって健康にはいいかもしれないけど、別に楽しくはないなぁ

やはり夜食三昧かな?
→これだと今後のサイズアップが心配だし不健康だよなぁ

やはり図書館から本を借りてきて読書三昧か?
→別に読みたい本も無いねぇ。三国志とか水滸伝とか読み直すくらいかなぁ

やはりDVDとか漫画のレンタルかな?
→となるとクドゥー先生の株の恩恵を得られなかったのは痛いぞぉ
 ※ でも、やるとすればこれが一番可能性がありそう



何ができるかなと考えてアイデアを出してみても、碌なアイデアがでない…
これなら、夜中に活動するよりも、素直に睡眠時間に使った方が幸せかもしれませんね。

とりあえず、録画してたまっている「水曜どうでしょう」とか「Fate」とか「関ジャム」とかを消化しつつ、次の作戦を考えます。


 

おやじから一言 2017 9月号

2017.09.25

最近、めっきりと朝晩が涼しく…というか肌寒くなりましたな。君らの塾に来る時の服装もほとんど全員が長袖になっていますね。秋分の日が9月23日(土)。おわかりだと思うが春分・秋分の日は昼と夜の長さが同じである。※厳密には昼の方がちょびっと長い、たしか13,4分だったハズ。これからは冬至の日をめがけてさらに昼が短くなっていくのだ。今年の冬至は12月22日。冬期講習が始まるころだ。果たしてその時期のキミの偏差値はいくつになっているのだろうか。第一志望校の高校にBまたはA判定がついているのだろうか?そうなるように「今」努力しているのだろうか。夏休み前と比べて思うのだが、この2ヶ月で明らかにそれまでの「のほほーん、タリラリラーンモード」から「やっていないふりして実は勉強していますモード」に切り替わっている連中が確実に増えている。授業中のワシを見る目が鋭くなってきているね。西山中のAちゃん、M、台中のM、J、南中のR、S、Mのようにコツコツと学習し、授業に集中している者たちがいる。「えー、私集中して、ちゃんとしているのに伊藤先生ワカッテなーい」という連中もいるだろうが、ワシらから見たらまだまだである。(もっとアピールしてね)しかし、これは言えるぞ。今年の中3生は頑張っている者がとても多い!授業をしていてすごくラクだ。ワシ自身に余裕がある。気持ちよく授業をさせてもらっている。これは君らに「ありがとう」と言わねばならんな。「しゃんきゅーボエリーマッチョ!」    
 
前期期末試験が終わった今の時期はやはり前学年の復習、8月度模試の復習ではないだろうか。アホな連中、偏差値(SS)が上がらない連中の90%以上の生徒はこれをやらない。一度やった問題をやりたがらないのだ。定着が甘くても一度やったら「もういいや」となる。成績を上げたかったら振り返ることが必要だ。反省なしに前進はない。こんなことは超当たり前な話だ。「僕はバスケ部です。試合をしました。負けました。残念です。次は頑張ります。」なぜ負けたのかを考えないチームが強くなるだろうか?負けたことを考えないチームは「勝負は運」だと思っているのだろう。そんなチームが強くなるはずがない。何がダメだったのか、誰の動きが悪かったのか、マークすべき相手を抑えることができただろうか…。反省なしに前進はしないのよ。次回の模試は10月1日だ。すぐだね。今回の模試の結果に小問ごとの正答率が載っているところがあるよな。あれを見て正答率が高いところで、自分がミスっているところがあるはずだ。それがどの問題なのかをチェックしよう。それを確認するだけでもずいぶん違うぞ。上げたかったらぜひチェックだ。成績を上げたくない、または「勝負は運」と思っている者はやらなくてOK。ここでこの「おやじ~」を読む必要なし。破いて捨ててくれ。
 
22日(金)の夕方、宅急便の方が君らの模試の結果をもって来てくれた。自己採点では君らの平均が350点だったので「ホンマかいな?でもホントだったら嬉しいな…」と事務室で皆と話していたのが21日である。どれどれと瀬戸先生が見た後に成績一覧を見る…。 おっと、およよ!君らの自己採点が当たっていたではないかい。いつもは自己採点よりも10点位低いのに。詳しく見たいが、金曜は授業も含め何かとやることが多い。じっくりと見たいという気持ちを抑え、とりあえず中1、2の授業準備だ。(3時間後…) どれどれ、見てみるかな。ワシが注目するのは7月模試と今回の模試の結果だの推移だ。ウチの夏期講習はしんどい。夏期講習(応用・標準)45時間+パーフェクトマスター25~50時間。みんなが頑張った分、苦労した分、今回9月模試は上がっていてほしいのだ。結果は約6割の会員が偏差値(SS)2以上アップしていた。これは例年通りの結果で別に良くも悪くもない。ただ、SS2以上ダウンしている生徒が少ないところは良かったと思う。
まずは前回の結果を確認しよう。
●新みやぎ模試 8月度
上段:受験者平均点 中段:塾生平均点  下段:塾生平均偏差値

 
全体 57 50 49 53 55 264
65 67 58 66 67 321
SS 54 57 54 56 56 56

そうそう良かったよね。県平均+57点は良いよ。100点を取った者も6人!ええぞ、ええぞ、だったな。7月から8月の1ヶ月でSS5以上アップの者が8人もいたな。
さてさて今回は……
●新みやぎ模試 9月度

 
全体 59 53 57 50 58 277
69 70 73 65 75 353
SS 55 57 57 57 58 58

ほーれ、来てるよ来てるよ。全体的には良いんじゃないかい。県平均+76点とはなんざましょ!よし、次は7月と9月の比較だ。5教科の偏差値(SS)が2以上、上がっていれば「上昇」、±1ならば「横ばい」、2以上下がっていれば「下降」とする。「上昇」は66%。「横ばい」は23%、「下降」は11%。7月と比べてガツーンと上がっている連中はコイツらだ。拍手!パチパチ! 

名  前 7月 9月 上昇
AAA(西) 54 66 +12
BBB(八) 48 58 +10
CCC(八) 48 57 +9
DDD(八) 55 63 +8
EEE(八) 55 63 +8
FFF(台) 58 65 +7

以上が2ヶ月でSS8以上アップした者だ。スゲーなー。もちろんアイス券+αをプレゼント!
下降のみなさん。次の10月模試で上げたかったら、前述の通り今回の模試の判定票にある小問ごとの正答率を確認だ。正答率が高いところで自分がミスっているところを問題用紙にチェックするのだ。必ずやれよ!
今回400点以上の者が14名いる。その中でも県ベスト100位内に入ったのが4名。受験生は4019人だ。

GGG(八) 470点 8位
HHH(八) 459点 27位
III(南) 451点 52位
JJJ(南) 450点 55位

いやースゴイ!次も頑張ってくれよ。もちろんアイス券だ。 

9月20日に女子10名を連れて宮城学院に行ってきました。宮城学院中高の杉本先生というエライ先生に頼んで、放課後の学校の様子を見学させてもらいました。まあ90分も付き合っていただき本当に恐縮でした。放課後の学習を支援する「スタディモール」の様子や礼拝堂を見学させてもらい、ショパンなんとかコンクールでトップになった高3生の演奏を聞かせてもらったり…。また、たった10人の為にパワーポイントで入試要項の説明をしていただきました。次回は東北高校です。創進コース、文理コースの放課後に行われている講座授業と3月にできたばっかりの中央校舎の見学ツアーです。掲示板横に小さく貼ったらあっという間に10名定員になってしまいました。次はどこの高校にするべか… 掲示板横に小さく張り出すのでチェックしていてね。

非常にくだらない、というかどうでも良い話なのだが、ワシはNHKの朝の連ドラを見ている。今月いっぱいで終わるのだが有村架純主演の「ひよっこ」だ。最初に主題歌が流れ、画面では昭和の雰囲気を日用品を使用して「ミニチュア版」で表現している。ワシはこのミニチュアの中に「絶対にミスがあるハズだ!だってこんなに細かく設置しているんだから、どこかでミスっているべ」と思い、4月からずっと始めの曲が流れているときのミニチュア模型や食べ物などをハシからハシまで、細い目を大きく見開いていたのだ。こんなに集中して探したのは大昔に息子とやっていた「ウォーリーを探せ」「みっけ」以来だと思う。そして、やっと見つけました!なんと意外にもかなり目立つところにあったゼイッ。それは途中で置時計が出てくるシーンあるのだが、時刻は8:15を指している。その時の長針と短針の位置関係がおかしいのだ!短針が明らかに10°位の角度で進み過ぎているのだ。これは結構大発見のハズなのだが人にこれを言うと「ふーんあっそう」的な薄―い反応なのでここに載せてしまいました。君らの中で「ひよっこ」を見ている人はチェックしてみてくれ。そしてワシのことを褒めてくれ。ワシはどちらかというと「褒めて伸びるタイプ」なのだ(笑) 「ひよっこ」を全く見ていない人も7時30分BSプレミアム、または朝8時にNHKをつけてくれれば始まって1分後くらいに置時計が出てくる。今週で終わりなのでヒマな人はぜひチェックしてくれ。

10月模試が終わると、君ら一人一人と20分~30分の二者面談を行う予定だ。公立前期、私立受験校、最近の学習状況などについて訊(き)くつもりだ。11月下旬には私立受験校を最終決定しんければならん。時間はあまりないぞ。受験するかもしれない私立高校の説明会には参加しろよ。
受験は他人ごとではない。キミ自身のことなのだ。親の意見を聞くことも大事だが最終的には自分が通う学校なのだ。
真剣に向き合おう、真剣に考えよう!

 

 

 

宮城学院訪問

2017.09.20

工藤です。

 

本日夕方、宮城学院に塾生を連れて訪問してきました。

進研学習会から南光台中、八乙女中、南光台東10名ほど。

伊藤先生と自分の車で分けて送迎です。

学校の施設を隅から隅へと見せていただきました。

スタディサポート、自習室、図書室など。

普段はあまり見れない施設を見ることができ、生徒も色々と考えたのではないでしょうか。

個人的な一押しは図書室です。

行った際には皆さん是非見てみてくださいね。

大変な歓迎、丁寧な対応をしていただき、生徒たちも大喜びだったと思います。

宮城学院の先生方、本当にありがとうございました。

 

他にも私立高校訪問を予定していますので、希望生徒は廊下の紙をご覧くださいね。

少しでも気になったら是非一緒に行きましょう。

おやじから一言 2017 8月号

2017.09.05

伊藤です。先月はすっかりアップするのを忘れてしまい、1ヶ月も遅れてしまいました。この親父から一言は中3生の新みやぎ模試の結果が出るたびに私が会員生徒に配布しているものです。そのときその時に私が思ったことをそのままの言葉で書いています。ここでは具体的な名前は伏せています。 

もう夏休みも終わりましたねー。中学生活最後の夏休みはどうでしたでしょうか?「楽しかったー」と言えるほど遊べた者はいないハズ(KKNくんは除く)。当たり前だ。君らは受験生なのだ。厳しいことを言うが、ほとんどの者たちは我々にやらされているだけで、自ら学習している人はどれだけいたのだろうか。我々が「あーしろ、こーしろ」言うのには理由がある。それを君らのほとんどはノルマとしかとらえていない。重いケツを上げるのは、いつなのだろうか?自分でテーマを掲げ、自分で計画を立てるのはいつなのだろうか?母ちゃんに「もうそろそろ勉強しなさいよ」と言われる前に机に向かうのはいつだ?今の自分の勉強スタイルで、希望する高校に受かるのか?小・中学校は義務教育なので公立小・中ならば、みんな同じような待遇で教育を受けている。しかし、高校は進学する高校によってそれぞれが受ける教育に大きな「差」が生じるのは事実だ。もちろん大学に進学する予定ならばそこの部分でも差が生じる。将来、何をやりたいのかが決まっていない人ほど、なるべく上の高校に進めるよう努力しなければならんな。上の高校に行っておいた方が職業選択の幅が出るのは当然だ。薬剤師になりたいと思っても進学した高校から、東北医科薬科大や他の大学の薬学科に進学した先輩たちがいないのであれば「絶対無理」とは言わないがほぼ無理!特に薬剤師のように国家資格が必要な職業の場合、大学に入ってからもその資格を取るためのお勉強が続くのだ。高校受験のための勉強よりも厳しいと思うね。やはり、「勉強できるアタマ」を作っていった方がきっと「得」をするんだろうな。将来「得」をするためにも、自分から勉強をやってほしいね。
 

先日、大学生の元会員が塾に遊びに来た。鶴谷中、広瀬高校、筑波技術大学。進研に中1から高校3年まで途中数ヶ月の休会期間があったが5年以上通ってもらった。あだ名はマルちゃん。マルちゃんは広瀬高校の生徒会副会長だった。副会長に立候補するときの演説原稿の内容をワシも一緒に考えた。「おまえの学校の生徒たちにウケなければならないんだから、普通じゃダメだな…。マジメなのはダメだ…。」「公約だから、実行できること、できそうなこと…。」「広瀬高校の自動販売機にアイスあるか?」「ないっす」「みんな欲しくないかね?」「欲しいっす」「じゃあ、僕が副会長になった時には学校にかけ合ってアイスの自販機を設置します!というのはどうだ。」「それいいかもしれないっすね」まあ、こんな公約で副会長になったのだ。マルちゃんに「おまえ、ワシが考えた公約で副会長になったんだからな」と言うと「いや、僕の人がらですよ」と言い返してくる。この頃から目の病気は急激に進んでいったようだ。現在、視野(見える面積)は2%程度。右目は0(ゼロ)、左目の中心あたりがいくらか見える程度だ。直らない目の病気で進行を遅らせる程度の治療しかできないらしい。それでも医師の予想を超える速さでマルちゃんの視野は狭くなってきている。どれほどの恐怖だろうか。朝、目を覚ました時にほとんど真っ暗に近いんだぞ。想像すらできない。マルちゃんは「何で俺なんだろう」「全く見えなくなったら生活していけっかなー…」不安は尽きない。それを聞いているワシはなんとか慰めようとして、言葉を探すが見つからない。マルちゃんはそれでも下ばかり見てられない、ということもわかっている。現在、大学でブラインドサッカー部に所属している(目隠しをしてやるサッカー、目の不自由な人たちが行う)。筑波技術大はかなりの強豪らしく、全日本代表もいるとのこと。接触が当たり前のスポーツで相当の恐怖を感じながら、プレーをしているのだろう。9月の下旬に中国に行って試合をしてくるそうだ… 
マルちゃんと話をしていて、自分の甘さや弱さに嫌気がさしてくる。ちょっとしたことで不安になったり、イライラしたりしてしまう。マルちゃんと比べたら自分はどれだけ恵まれていることだろう。みんなもそうだろう。自分でいろいろと努力しているつもりでも、マルちゃんに比べたら全く話にならない、ほんの耳かき一杯分の努力にしか過ぎない。そう思うとなんかもっと頑張らなければならんな、という気持ちになる。
こんなことを書くつもりはなかったのだが、先日の24時間テレビで、障害を持った方たちが頑張っている姿を見た後にマルちゃんと話したので書きたくなってしまった。(掲載は本人の了承済)
 

さて本題の模試の結果について話そう。んじゃ、まずは前回の模試7月はこうだったな。
●新みやぎ模試 7月度

 
全体 55 51 49 49 59 263
61 61 57 57 69 305
SS 53 54 53 53 54 54


県平均+42点。400点以上の者は7名。まずまずの結果だったなそんでそんで今回は…
●新みやぎ模試 8月度
上段:受験者平均点 中段:塾生平均点  下段:塾生平均偏差値
 

 
全体 57 50 49 53 55 264
65 67 58 66 67 321
SS 54 57 54 56 56 56

およっ!これはけっこう良いね。
数学が県平均プラス17点とは嬉しいね。社・理もプラス13、12点ですな。次は国、英もプラス10点オーバーといきたいね。会員平均偏差値が56か。これはかなり良いですぞ。しかも、100点がけっこういますな。理科がTH(八)、社会がTA(西)、数学がSA(台)、TY(八)、KR(南)、HM(西)だ。みんなエライゾ、チュッ!当たり前だが100点ということはケアレスミスがまったくないということだ。これはスバラシイことですな。400点以上は7人だ。今回、全体の受験者が8,042名。そんでベスト100位に入ったのが2名だ。
TH(八) 455点 42位
TA(西) 446点 72位 
いやいやすごいね、がんばりましたな。
さて今回の結果を7月と比較してみよう。対象人数は38名。上昇、横ばい、下降の割合を示す。5教科の偏差値(SS)が2以上、上がっていれば「上昇」、±1ならば「横ばい」、2以上下がっていれば「下降」とする。「上昇」は22名で58%。「横ばい」6名16%、「下降」10名26%。下降が10人ですか。多いですね。先月、この「おやじから」に書いたが、偏差値は常に平均点との差が関係してくる。受験者の真ん中の人と自分との間にどれくらいの人がいるかが関係してくるのである。だから、自分が頑張っているからといっても、その頑張りが中3の平均程度であれば偏差値(SS)は1も上がらないのである。「下降」になってしまった10人のみなさん、次は何とか7月のSSまでには戻せるようお勉強してくださいな。期末の勉強でそれどころではないかもしれんが、そんなことはみんな同じだ。工夫して何とか両方の勉強をやってくれよ。
7月と比べて今回SS5以上アップした者たちはこの8人だ!ジャイアントコーンプレゼントだ。
名  前   7月SS 8月SS 
HMHMHM(西) 54 64 +10
YHYHYHY(南) 55 64 +9
TATATAT(西) 64 71 +7
AKAKAKA(八) 51 58 +7
KNKNKNK(八) 48 55 +7
YYYYYYY(八) 54 59 +5
SHSHSHS(八) 53 58 +5
KRKRKRK(南) 42 47 +5
オッ 八乙女中のみなさんが4人もいますね。頑張ってますねー。それにしてもMHMHさんがプラス10ですかー。SS1は500点で考えると8.5~9.6点に相当する。+10ということは85~96点アップということだ。300点が390点位になったというくらいの爆発力だ。スゲーな。ここに名前があがった人達は、9月は偏差値(SS)を1でも良いから上げてくれ。それでもかなり大きな前進だ。期待しているぜ。
みなさん。次回は9月10日ですな。期末の勉強も忙しいと思うが模試のための勉強もやらねばならん。武蔵丸がたまっている人はそれもやらねばならん。そうそう受験校も考えなければならん。公立もそうだが、私立受験校を真剣に考えてくれよ。9・10月は私立の説明会が多い。ちらっとでも興味がある学校には行ってみよう。ぜひお友だちを誘ってくださいな。自分が来年行く高校になるかもしれんのだ。ちゃーんと学校の雰囲気とか設備とか、部の活動状況、大学進学実績などを聞いておかなければならんな。受験生なんだから。言われたらやります、といような受け身じゃだめだぞ。自分で考えて、計画して動くのが本物の受験生だ。君らには本物の受験生になってほしい。
 

 

おやじから一言 2017

2017.09.02

以下の内容は、7/29に塾長がブログにあげるべく準備していて…すっかりアップし忘れていたものです(汗
このまま闇に葬るのももったいないので、約1ヶ月遅れですが公開します。


  ↓   ↓    ↓    ↓


「おやじから一言」は塾長伊藤が中3の新みやぎ模試の結果が出るたびに、生徒たちに配布しているもので、基本的にその時に感じたり考えたりしたことを自由に書いているものです。簡単に言えば中3会員の者たちへの「メッセージ」です。 今回は2017度の第一回7月模試の結果がおとととい(7月27日)に業者から送られてきたので、ガツガツとワープロのキーをたたきました。

さて、みなさんのほとんどはこの「おやじから一言」の存在を知らなかったと思う。この「おやじ~」は伊藤が新みやぎ模試の結果について本音で語る場で、もうかれこれ十年以上は続いている。これは模試の結果が出るごとに発行される。つまり一ヶ月に一回だ。文章は伊藤がお酒を飲みながらキーを打つことが多いので、常体、敬体が混在するが、まあ気にしないでくれ。これは君らに配布するものであって、君らのお母さんに対してのものではないので、「伊藤先生からのお便りだよ、母ちゃん!」と言って母親に渡す必要がない。したがって、読むのも読まないのも君らの自由。捨てるのも自由。まあ捨てるときは塾のゴミ箱ではなく、お家で捨ててくれ。成績が上がったら、その者の名前を出して褒めるし、怠けてるなコイツ!とワシが思えば名指しで怒る。二年に一度くらいだが、保護者からのクレームらしきものがある。「伊藤先生のあのおやじからなんとか、ですけど生徒の名前を出して叱っているのはどうかと思うのですがー、本人に直接言ってはどうですか。」とか「ちょっと表現が過激すぎて、どうかと思うのですが…」などと言ってくる親がいる。その場合、一通り話は聞きます。私の見解も言います。どう判断するかは君らなので、その会話をこの「おやじ~」に載せるのでぜひ判断してほしい。また昨年、南光台中のOくんからこんなことも言われました。「『成績が上がった者たち』の欄に僕の名前を載せないでほしい」とのこと。理由を聞けば「上がってこの程度なのかよ」と友だちに笑われたくないらしいのだ。「だったら次も上げて、その次も上げていけばいいじゃん。仮に上がらなくても必死に努力しているのであれば、その次は上がる。そう信じてやるしかねーべ。」と、言った。自分にプレッシャーかけながらやっていけよ。ワシもそうだったが、期待されているな!と思えば頑張れるところってあるよね。だいたいね、成績が上がった奴を見て、なんだかんだ笑う奴は努力をしていない奴だと思うね。勉強していない奴だ。努力している者は決して笑わない。それどころか「どうやったら上がるの?教えてくれよ。」と思うはずだ。単純に「スゲーなー」と感心すると思うね。「やべーなー、このままだと追いつかれちまうぜ。」と脅威を感じるだろう。まあ、成績が上がってこの「おやじ~」に名前が載るよう、がんばってちょうだい。
プライドを持つのは結構である。ただし、根拠のあるプライドを持ってほしい。「私はこれだけ勉強しているんだ。だから負けたら悔しい!」「国語、英語はダメだけど絶対に数学は負けたくない!だから、数学の授業だけは集中して聞いているし…」というような根拠のあるプライドだ。逆に根拠のないプライドは本当に厄介だ。特に親が見栄っ張りだとなおさら性質(たち)が悪い。子にどれだけプレッシャーを与えているのかが分からない、バカ親だ。「ウチの○○はやればできる子だと思うんです。やり方が分からないだけだと思うんです。できれば三高に行ってくれれば、近いし部活もできて……、今は模試で300点位ですがやれば400点位は……、この子の父親は△△をしているんです、この子の兄は…」バカ親の典型ですな。「やればできる」は今までの14、15年間という人生でやらなかったワケで、きっと今後よほどの大きな出来事が無い限りやりません。また「やり方が分からないだけ」は言い訳だ。小1からの現在の中3まで、数多くの先生たちが数えきれないくらいの勉強方法、考え方を君らに伝えてきたはずだ。それなのにまだ「やり方が分からない」と言うのだろうか。まあ、それでもどうしてもやり方が知りたい、という人たちは友だちや学校の先生、我々塾の講師たちにその気持ち、悩みを訴えてくるはずだ。親の口を通じて勉強のやり方を教えてほしい、という人たちはこの先一生わからないと思います!「300点から400点」は40いや50人に一人くらいは化ける奴がいますな。その50人で一番努力すれば上がる可能性がありますな。実はほぼ毎年、夏期講習を挟んでの7月と9月の偏差値で10以上アップの者が1,2名出てくる。偏差値(SS)10というのは500点満点にして87点から95点に換算できる。すごいよな。今年もぜひそのような連中が出てくることを期待したいし、そうなるよう我々もきちんと伝えていきたいと思っている。ちょっと話が脱線しそうなので、元にもどそう。
プライドの話だったな。ぜひ根拠のあるプライドを持ってほしいね。自分で自分を追い込むことは難しい。しかし、そのようなことを数ヶ月にわたって負荷をかけなければ上には行けない。言っておくが普通に講習を受けただけでは現状維持がせいぜいである。このことを忘れないでほしい。
気がつけば残りの紙面が少ない。「偏差値」についてきちんと説明しなくてはならん。偏差値をなぜ理解しなければならないかと言うと、偏差値が全てだからです!これから高3までの模試の判定票には必ず偏差値が載っていて、その数字で合格率が判定されるのだ。
分かりやすく「成績が上がる」とはどういうことなのかを話そう。「成績が上がる」とは偏差値が上がる、ことである。一般的に、「得点が上がる=偏差値が上がる」と思われがちだが、そうではない。まあ、学力(得点)が上がらないことには偏差値が上がらないのは事実だが、学力(得点)が上がっても偏差値が下がることはあるのだ。
この図を見てくれ(中略)。
※生徒に配布している紙面上では図を示して説明しています。興味がある方は子どもから紙面を受け取ってご覧ください。
時間が経てば学力はつく。当たり前だ、勉強してアホになる奴はいない。縦軸に学力、横軸に時間をとったグラフで考えたときに、宮城県で真ん中の生徒が常に偏差値(SS)50なのだ。SS50の生徒の傾きとA君の傾きは同じ(差が一定)なので、SS55ではじまったAくんはずーっと55のままなのだ。B君は緩やかに学力は上がってはいるもののSS50の生徒と差が少しずつではあるが広がっている。これは下がっていることを意味している。ウチの夏期講習はおそらく他の塾と比べてたらキツい方だと思う。予習があって復習用の宿題もあるからね。じゃあウチの夏期講習受講生全員が上がるかと言うと、そうではない。さっきのグラフを考えたら、そんなわけないことが分かるだろ。
次の図のC君のように宮城県でど真ん中の生徒よりも傾きを大きくしないと偏差値は上がらないのだ。
前のグラフのようにA君は横ばいなのよ。B君は下降。このグラフのC君のようにグイッと上げていかないと「成績が上がった」ことにはならないのだ。普通の人たちと同じようにやったって偏差値は1も上がらないんだからな。成績を上げるというのは本当に大変なことなんですっ!ただ、勉強していれば上がるとは思うなよ。ここ数年のウチのデータだが、7月と9月との偏差値を比較すると、夏期講習受講生の約6割がSS3以上のアップ、2割が±2以内の横ばい、2割が3以上のダウンだ。これが現実だ。言われたことだけやっていても前にはちょっとしか進まないぞ。

んだば今回の模試の結果だが…
●新みやぎ模試 7月度
上段:受験者平均点 中段:塾生平均点  下段:塾生平均偏差値

 
全体 55 51 49 49 59 263
61 61 57 57 69 305
SS 53 54 53 53 54 54

県平均+42点、SS54は7月としてはまずまずだな。
400点以上の者は7名だ。
・TTTTT  八 445点 SS70
・KKKKK  南 434点 SS69
・AAAAA  八 425点 SS68
・SSSSS  南 411点 SS66
・MMMM  台 405点 SS66
・WWWW 南 404点 SS66
・YYYYY  南 400点 SS65
ハイ!よくできましたー。パチパチッ! 次もこの調子で、いやもうチョイ上げていこう!上記の7名はジャイアントコーン1個プレゼントです。8月10日までに伊藤まで請求してください。次の模試は8月11日だぞ。がっちり上げていこうぜ!
 勉強は中学で終わるわけではない。君らには次の高校がある。そしてほとんど全員がその次に専門学校、大学、短大などに進むだろう。自ら考え、計画し、それを実行できるよう今からしっかりと練習していかなければならない。手と頭を動かして練習していこう。ワシらも手伝うぞ!
と、このような感じの「おやじから一言」です。読むのも読まないのもキミの自由だ。ワシはその時感じたそのままを自分の言葉で書くだけだ。
んだば、また来月!





……と、「また来月!」で終わったこの文章ですが、8月模試結果に関する『おやじからの一言』は、2~3日中にアップされると思います。

お楽しみに♪




 

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