進研学習会ブログ

おやじから一言 2022 VOL.5

2022.11.25

この「おやじから一言」は塾長の伊藤が中3生会員に渡している読み物で、模試の結果が出るたびに発行されます。本来、すべて実名で書いていますがこのブログ上ではAとかBで生徒名を表しています。
 
さてさて、いよいよ11月も下旬にさしかかり、寒さもけっこうしみる時期になりましたな。ワシのクルマは今年新しいスタッドレスタイヤを買ったので、もう冬タイヤとなっている。スーパーの駐車場なんかで停まっているクルマのタイヤをよく見ると、10台に3台くらいは冬タイヤになっている。しかし、台原中のK君は17日の授業ではサンダルでした。恐るべし!
 先月の1回目の二者面談に続き先週から2回目の二者面談が行なわれている。もうほぼ私立受験校は決まっているようだが、話を聞いていると今のところだが数名は迷いがあるようだ。迷うのであればまだ良いが、この時期になってようやく本気で私立のことを調べる者もいる。オープンスクールに行っていない、説明会も行っていない、だからこのコースとこのコースで何が違うのかわからない。何となく成績的にこの高校にしておこうかな。という者たちなのだろう。ギリギリまでHPを見て調べるなり、ワシらに聞くなりしてちゃん-んと考えてくれよ。
 11月6日アエルで「進学情報Can」が行われた。ウチの塾生もかなり来てくれたな。ありがとね。今年は1,000人を超える来場者数があり、ウチも加盟しているのだが主催の学習塾協会もその数には満足している。ワシは教育相談コーナーの責任者だった。そこでは普段話す機会のない中学生保護者の方たちといろいろと話した。そんで今年は「関数スペシャル」ということで6階で40分の授業も行った。授業は自分で点数をつけるとすれば50点程度の内容だったと思う。まあ、反省点は理解しているので、もし来年もやることがあったら今度はビシッとやっちゃるゼ。ウチの中3生の7割以上の人は来てくれてたみたいだね。お疲れさまでした。たくさんの情報をゲットしたかな。そうそうラストのジャンケン大会では我がシンケンズが今年もけっこう勝ったな。南光台中のA君はブルートゥースイヤホンをゲットした。ジャンケンで勝った時のガッツポーズがまぶしかったぜ。ぜひ模試の結果を渡されたときにあのような表情を見てみたいものだ(笑)。情報Canは市内の私立高校がすべて参加してくれるし、公立高校も今年は14校の参加で、この時期に1ヶ所で情報がもらえるというイベントは他にはない。来てくれたみんなはほしい情報は手に入りましたか?各ブースで担当の先生と話をしていると、そういう一面もある学校なのね、へ―そんなこともしているんだ、などと新しい発見があったと思う。きっとみんなの私立受験校の選定の役に立ったと思うな。
 ところで、みなさんの中に「わたし、勉強しているのに全然上がらないの。なぜ、ホワーイ?」という人がいるはずだ。この様な人たちにけっこう共通するのが、“何かの教科が上がれば何かの教科が下がる”。この理由としては①知識が浅い、徹底されていない。つまり理科、社会等で知っているところはそれなりに解けるが定着が甘いところはダメ。というように問題によって20点以上得点が上下する者はまだまだ実力がついていないのだ。そういう人は得点が良い時のことを自分の実力と思いがちだが、まったく違うぞ。あたりまえだが、知識がしっかりと固まっている人は瞬発力がある。問題を読んで、解答欄に答えを書き終えるまでの時間が短い。知識があいまいだとこの時間が長――いのだ。問題を読んでいる最中に答えが頭に出てくるくらいで、「覚えた」ということになるのよ。
②集中力がもたない。模試は5教科連続なので、普段勉強していない者にとっては体調や気分によって集中力が大きく変化する。ノッているときは良いのだが、そうじゃないと×。数学、理科などの難しい問題で解説を見ながらでも理解しようとすることがとても大事。問題集の解説はあっさりしていて分かりづらいよね。特に数学の図形、関数系はなおさらだ。そこを粘って考えよう。解説見てもわかんないもーん!では集中力、理解力は鍛えられんぞ。まあ、それでもわからん場合はワシらに聞いてくれ。とにかく、集中力というのは「長い時間を机に向かっている経験」から得られるものなのであーる。わかったか?
さて、そろそろ今回11月模試の結果といきますか。その前に前回の振替りだ。
●新みやぎ模試 10月度
 
全体 54 48 47 55 53 257
57 61 58 64 66 306
SS 51 56 55 55 54 55
良かったんだよねー。県平均+49点でした。
そんで今回はこんな感じ。
●新みやぎ模試 11月度
 
全体 57 53 53 55 50 268
63 63 61 64 59 310
SS 52 55 54 54 54 54
おっと、ちょっと待った!前回の塾生平均SS55から54に落ちたのはマズイな。県平均+42点とはイマイチ。10、11月は私立受験校を決める時期でもあるので、みなさんお勉強するのよ。勉強とは「質×量」であーる。質が良くても量が少なければダメ。量が多くても集中していないのであれば、これもダメ。自分の勉強を質×量という観点から考えてくれ。
今回11月度模試で自己ベストの偏差値をたたき出したのはこいつらだ!エライ!
  
  7月 8月 9月 10月 11月
AAAA AA(附) 65 66 66 65 68
BBBBBB(台) 63 63 62 62 65
CCCCCC(台) 57 60 62 62 64
DDDDDD(鶴)     57 60 62
EEEEEE(鶴) 50 53 51 52 55
FFFFFFF(東) 53 52 53 54 55
GGGGGG(附) 53 53 52 54 55
HHHHHH(八) 51 52 52 52 53
IIIIII(台)     49 49 51
JJJJJJJJ(西) 38 37 42 43 44
KKKKKK(東)    35 36 37 39
本当にエライぞ!当たり前だが回を追うごとに自己ベストを出すのは厳しくなっている。11月というこの時期で自己ベストを出したということは本当にすごいことで自信を持って良いと思うぞ。今回、名前が載ったこのすごい11人にはアイスだけではなく、何か1品追加しましょ!おめでとぅー。
さて、次回12月模試は全員一般会場での受験となる。朝早いし、知らない顔ばかりだし、休み時間に大声ではしゃぐ奴もいればマジメにガシガシと勉強している奴もいる。「本番さながら」とまでは言わないが。少なくとも自分の中学校の教室や塾で行うよりは本番に近いはずだ。休み時間にちらっと勉強するポケットブックとか何か持って行けよ。最後までしっかりと集中してな。なんといっても12月の模試でガクンと下がっちまうと、かなり心臓に良くない。私立受験校はもう変更できないしな。逆にここで自己ベストの偏差値をたたき出すことができたら、かなりの自信になるよね。12月ともなるとマグレでは自己ベストの偏差値は絶対に出ない。今までコツコツと積み上げてきたものがうまいこと発揮された者だけが、12月自己ベストを出せるんだろうな。いやーかなりむずいわー。でもそれは目指さなくてはならない。
そういえば、先日の二者面談でLLLLLLLさんとの話でうなずいたことがあったので、ちょっとだけ書こう。「中学生ができることはそんなに多くない。お金を稼ぐこともできないし。起業することもできないし。勉強とか部活とか、その程度しかできないから、そこで評価されるんだったら、その勉強をするしかないかな、、、。」という内容をワシに言ってきた。そんで次にワシが成績がイマイチつまり成績が悪い人たちに一言コメントするとすれば、という問いに「成績が悪い、というのは2通りあると思うんですね。やってもダメな人と、最初からやっていない人と。最初からやっていない人は、どうしようもないので別にいいとして、やってダメな人は高校受験の勉強にはなかなか結果が出ていないというだけで、勉強は続けていってほしいですね。どこかで、結果が出てくると思います。」イヤーすごいよ。考え方がすごい。中3生の仮面をかぶった学校の先生だよ。考えてみれば、中学生ができることはたかがしれている。中にはゆたぼんのようにクラウドでお金をもらいながら日本一周をした中学不登校者もいるが、それはかなりの例外だ。今の環境の中でやれることをしっかりやっていくことがとても大事なんだな。これから高校生になるが、中学よりも幅広いことができるし、大学生になったらなおさらだ。自分が何をやりたいのか、何に向いているのかを、少しずつでも考えるようにしていかないとな。それと結果が出てこなくても努力は続けてほしいですな。必ずどこかで成果が出ます!まあ、君たちが今しなければいけないことは「お勉強」ということは間違いない。スマホの誘惑に負けずに計画的にやってくれ。次回の新みやぎ模試は12月4日。
 

進学情報Can

2022.11.09

いつも進研学習会のブログを読んでいただきありがとうございます!
初めてブログを書かせていただきます、佐藤と申します。今後ともどうぞよろしくお願いします!
 
11月6日㈰に仙台駅前のAERにて、「第34回進学情報展2022 進学情報Can」が開かれました。
その様子をお伝えしたいと思います。
 
午前中は小学生の部でした。
最初は6階にて保護者向けの学校説明会が開かれました。
進行の都合上短い時間での説明になってしまったかと思われますが、各中学校の先生がそれぞれの魅力を存分に語ってくれました。
 
その後小学生は隣の会場で国語と算数の「到達度テスト」を受けて、そのまま親と子の作文教室が行われました。(みなさん一生懸命取り組んでいました!)
到達度テストの結果をもとに、どの分野の力が長けているのか、どの知識が足りていないのかなど、保護者と一緒に確認できたかと思います。
 
お昼頃から中学生の方、保護者の方々も来場してきました。
Canでは合わせて42校の学校が参加し、各ブースで高校の特徴や入試制度、学校生活を聞いたり、さらには生徒や保護者のお悩みを相談したりと、ここでしか得られないような情報を熱心に聞く姿がたくさん見えました。
遠いところでは、なんと北海道の函館から函館ラサール中学校・高等学校の先生がいらっしゃっていました!
 
会場では各学校の制服も展示されておりました。見比べてみるのに便利ですね。
 
ちなみに、進研学習会からは伊藤先生が「学習相談コーナー」で多方面から来場された生徒・保護者のみなさんの悩みを解決していました!
 
また、「高校入試重点講座」では数学の【関数スペシャル】の特別授業で伊藤先生が教壇に立たれました!
参加した中学生の真剣な表情が印象的でした。
 
余談ですが、学校関係の方、運営に携わる方にお弁当の配給があったのですが、下の写真の5種類のお弁当がら選ぶことができるという、なんとも贅沢なお昼ご飯でした・・・!
ちなみに私は豚肉の焼肉弁当をいただきました!とっても美味しかったです!
 
最後に、毎年Canの中で最大の盛り上がり(?)を見せる恒例のイベント、じゃんけん大会が今年も行われました!
各学校が豪華な景品を用意してくださり、参加者はそれを巡って熾烈な争いを繰り広げていました・・・。
 
そして、進研学習会の生徒が目玉の景品を見事勝ち取ったとかなんとか?!
おめでとうございます!
 
 
こうしてCanは無事に終了いたしました。
感染症対策もあって例年とは異なる進行もあったのですが、今年の参加者数はなんと過去最大ともいえるほど(集計が完了していないため正確な数字は分かりませんが)大盛況だったようです!
近年の状況を考慮して、アーティストのライブやスポーツ観戦など、様々なイベントが中止・縮小化される中、このような貴重な情報をたくさん得られる場が無事に開催されたこと、携わった一人としては非常にうれしく思います。
 
来年も開催されるとすれば、最後までこの記事を読んでくださった読者のみなさんはぜひぜひ参加してみてください!
きっと将来の夢につながる情報が得られると信じています。
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