おやじから一言 10月号
2024.10.28
伊藤です。なんと9月号をアップするのを忘れていた。つい先日、鈴木先生から「伊藤先生、9月号アップしていませんよ。と言われ反省。
今回は9月度をすっ飛ばし10月号だ。
おやじから一言2024 10月号 |
前期が終わり今は後期である。つまり中3の半分が終わった、ということである。前期が終わり通信票をもらったと思うが、どうだっただろうか?これで一通り中1~3までの内申点が計算できる状態になったわけだ。まあ、英数国理社の5教科に関しては次回の後期中間テストも含めてあらためて通信表が出される。実技はほぼ今回もらった数字だと考えていて良いだろう。この通信簿の数字(内申点)が公立の入試のときに2、3割ほど影響してくるんだな。これはウチの塾でも3・4・7月に行っている「入試のしくみ」でも話していることだ。たかが3割だがされど3割。昔の入試制度では生徒会長、部活で県大会出場、英検準2級などで加点されたが、今の入試制度では定員の7~9割を選抜する「共通選抜」では全く加点はない。定員の1~4割を選抜する「特色選抜」で加点されることになっている。ただ、どの程度の加点してくれるのかは高校によってかなり差がある。仙台商業のように「部活で頑張った人、大歓迎。生徒会の人も大好き。ぜひ!」というところもあれば「英検準2級以上は歓迎します」というところや「中学3年間無欠席歓迎」というところもある。仙台商業は就職する生徒が多いので、やはり運動部で頑張った人は好まれるだろうね。高校入学後も運動部で頑張る可能性も高いだろうし、先輩後輩の縦関係を知っている人の方が企業ウケするだろうしね。ただ、あくまで特色選抜(定員4割)の話なので、あまりここに期待することははやめたほうが良いだろう。ほとんどの普通高校は共通選抜が最初でその後に特色選抜となっている。やはり共通選抜で突破することを考えた方が良い。そうなってくると内申点と入試時の得点だ。内申点はほぼどうにもすることができないので、入試時の得点で勝負ということになってくる。そうなってくれば何をすれば良いのか?有効なのが①模試の復習 ②私立過去問演習 ③公立過去問演習 それを今から2月中旬までの間に計画的に進めるのだ。それを実行するためにもまずは中3範囲を終わらせることが大事だ。何と言っても私立も公立も試験範囲は中3教科書のラストまでである。おととしまではコロナの影響で学校・学年・学級閉鎖があったため、入試の試験範囲が短かくされていたが、今はもうそれはない。私立過去問を演習したときに、「ありゃなんか2021、2022とか三平方が出てないな」なんて思うかもしれんが、それはコロナの影響で、もうそれはないのよ。覚えておいてくれ。
さて、この時期になってくると中学校の先生からも、受験校についての話や私立受験校、公立受験校、推薦受験校などの話がされている時期だ。他人の受験ではない、自分の受験なワケだから真剣に考えなければならんぞ。いろいろな人の話しを積極的に聞いて、家族の意見も含め、最終的には自分で判断しよう。あと、特定の人の話だけを信用するのは危険だ。毎年、二者面談などでよく聞くのが「私のお母さんの知り合いの人の子が今、○○高校に通ってて、そこはとっても良いみたいだから、私もそこを受けようと思って…」というものだ。ちゃーんと自分で確かめよう。我々や学校の先生に○○高校はどうなの?と聞くとか、実際にその学校に足を運んで話を聞いてくるとかをしなくてはならんぞ。いいかい、自分の入試だからね。他人の入試ではないのよ。自分で調べる、聞く、考える、判断すること!あと、まだ受験候補の私立に行っていない人はせめて1回は足をのばそう。説明会は終わったかもしれないが「平日放課後見学会」「部活体験会」「入試問題模擬試験」とかまだ間に合うところがあると思う。自分が進学するかもしれない高校なんだから、やはり自分のアンテナで感じ取ってほしいな。ワシは市内すべての私立高校に行ったことがあるが設備面は高校によって全く違いますぞ。同じ高校でもキャンパスによって違うところもある。聖和なんかがそうだ。三神峯キャンパスはちょっと古いが薬師堂キャンパスはメチャメチャキレイ。尚絅は新しいのできれいなのは当たり前だが、加えて教室、廊下などの配置・間取りがとても工夫されている。ここで伊藤が勝手に私立のランキングを決めてしまおう。
校舎の豪華さランキング 仙台育英宮城野キャンパス 東北学院 聖和学園薬師堂キャンパス 校舎が古いねーランキング 宮城学院 常盤木学園(校舎建替え予定)
榴ケ岡(どうせ来年度から大学の校舎を使うからまあ良いか) 勉強バリバリやるぜランキング ウルスラ学院タイプ1 東北学院特進 仙台育英東大選抜
という感じ。まあ、あくまでワシの個人的な見解だがな。さてさて、そろそろ今回10月模試の結果といきますか。その前にまずは9月模試の振り返り。
国 | 数 | 英 | 社 | 理 | 計 | |
全体 | 60 | 51 | 53 | 54 | 54 | 272 |
塾 | 59 | 56 | 61 | 55 | 55 | 287 |
SS | 50 | 53 | 53 | 50 | 50 | 52 |
んだんだ、こんな感じだったぞい。8月と比べてなんぼか上がったんだった。そんで、今回がコチラ。
●新みやぎ模試 10月度
国 | 数 | 英 | 社 | 理 | 計 | |
全体 | 57 | 53 | 53 | 55 | 54 | 272 |
塾 | 59 | 60 | 61 | 63 | 57 | 299 |
SS | 51 | 53 | 53 | 54 | 51 | 53 |
ちょっと上がったな。まあまあだ。
君らの判定票を見ていると、けっこう自己ベストの偏差値(SS)を出している者が多かった。エライ!以前言ったが、夏休みに頑張ったか、どうかが今回の判定に出てくるのじゃ。夏に頑張ったけど今回の結果はイマイチだった、という人は腐らずにやり続けることだ。これからが勝負じゃ。粘れ、粘れ、継続が大事だ。
今回10月模試で自己ベストの偏差値を出した素晴らしき者たちはコチラ。
名前(学校) | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
AAA(台) | 70 | 66 | 68 | 71 |
BBB(東) | 64 | 62 | 64 | 68 |
CCC(台) | 59 | 63 | 64 | 66 |
DDD(八) | 61 | 59 | 59 | 63 |
EEE(台) | 58 | 61 | 60 | 62 |
FFF(南) | 54 | 55 | 51 | 60 |
GGG(南) | 55 | 54 | 55 | 59 |
HHH(台) | 51 | 51 | 49 | 55 |
III(台) | 49 | 50 | 50 | 53 |
JJJ(東) | 49 | 46 | 50 | 52 |
KKK(東) | 43 | 48 | 48 | 50 |
LLL(八) | 32 | 34 | 32 | 45 |
MMM(南) | 33 | 33 | 32 | 35 |
イヤーけっこういたね。嬉しいことだ。もちろん皆さんにはアイス券プレゼント!
さてさて、キミらの中でマジメに勉強していて家庭学習も平日で3時間以上、休日で5時間以上やっているのに成績が上がらない者たちがいると思う。いろいろと原因は考えられるが、そのような人たちに最も当てはまりそうな理由を3つ挙げてみよう。①自分のわかる所だけを繰り返し勉強している。理・社の重要語句とかならば脳にしみこませるという意味ではいいかもしれんが、新しい語句や公式などをやってほしいね。英数に関してはわかるところの繰り返しはムダの中のムダ。キングオブムダ!例題や解答を見ながらでも、チョイムズ問題をやろう。②復習をしない。復習こそが前進!である。毎日、学校や塾で習ったところを1時間は復習しよう。脳ミソへの定着がグーンとアップするぞ。③計画性のない学習をしている。毎日の学習に統一性を持たせることがとても大事!今週は4時間で各時代の文化をまとめて、数学は一次関数の動点を5題、英語はこの問題集の長文を…などと1週間で計画するとか自分なりに考えましょう。
受験生にとって大事なことは、「努力を継続すること、粘ること。」である。キミらの勉強は高校受験で終わるものではない。高校でも大学でも、専門学校短大、就職しても続くのだ。苦手なことでも学んでいかなければならない。だから、キミらはこの受験というものを「遊べなーい」「親、うるせー」というようにマイナスにとらえるのではなく、将来の自分自身のために修行をしている、というように考えてくれ。勉強は嫌い!勉強はめんどうだ!な人が大半だと思うが、ここは頑張らねばならん。修行は厳しいほど、身体にしみこむものだ。そんで、厳しいほど結果に出たときには本当に嬉しいものだ。しかも、高校に入ってからも今勉強していることは役に立つ、さらにここで勉強の習慣をしっかりとつけられた人は高校で大きくすべって転ぶようなことはない。高校受験をネガティブにとらえるのではなく、自分を高める修行だと思ってくれ。将来に役立つ修行だぞ。
秋休みが終わり…
2024.10.19
鈴木です。
秋休みが終わり、後期の授業が始まりました。
生徒たちから「前期の評定」を聞いているところですが、皆さんの成績はいかがでしたか?
自分が子どものころは、正直あまり良し悪しを気にしていませんでした。
(生徒たちには自分の成績に興味を持て!と言っていますが…)
今、自分の子どもの成績表を見る『親』という立場になりましたが、良くも悪くも自分の成績以上に『喜哀』を感じます。
…
……保護者の方々に『喜』を感じていただけるような、もちろん生徒本人にも『喜』を感じてもらえるような結果に繋がるよう、今後も指導を頑張っていきたいと思います!
昨日、塾に10月実施の中3新みやぎ模試の結果が届きました。
私が担当している「社会」では、塾平均が『県平均+7点』でした。
今年度の中では最も良い結果であり、ホッとしました。
とはいえ、ここで気を抜かずに、さらなる高みを目指してもらうように、宿題や課題を用意していこうと思います。
……集団ゼミの受講者は、この宿題や課題をやらされるから何とかなってくれるかもしれませんが、個別ゼミの受講者にはこの宿題や課題は出ません。
来週の二者面談で「塾での勉強」以外の学習について、話していこうと思います。
さて、今年の秋休みですが…
家族で福島のいわき市『ハワイアンズ』に行ってきました!
あんなに混雑したプールは初めて入りましたね。
あんなにスライダーで並んだのも初めてでしたね。
とはいえ、自分も家族も感想はというと…
「楽しかった!」
…となるわけで。
翌日は『アクアマリン福島』に行き、いわき市の2大レジャー(?)を堪能してきました。
アクアマリンは「博物館」の要素が思ったよりも強く、『水族館』に期待していた身としては…「あれ?」という感想も。
まぁ、後半は『水族館』の色が強くなったので納得でしたが。。。
そこに到達するまでに少し疲れちゃいましたね。
今回はどちらも初めてだったので勝手がわからずでした。
この経験を生かして次はじっくりと楽しみたいなと思います。
(次は…いつになることやら?)
新着記事
- 2024.11.23
- おやじから一言 11月号
- 2024.11.16
- 11月は定期テストがあります
- 2024.11.09
- 進学情報Can 2024
- 2024.10.28
- おやじから一言 10月号
- 2024.10.19
- 秋休みが終わり…
カテゴリー
アーカイブ
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年12月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年8月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2014年1月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月